家賃交渉も狙える?閑散期の引っ越しリアル事情

今回は閑散期の引越し事情についてお話します。

引っ越しを考えているけれど、物件が動く時期は終わっちゃたし、「今は動かない方がいいのかな…」と迷っていませんか?

すあまっちょ

閑散期とはなんですか?

すあまちゃん

閑散期とは、引っ越しの需要が少なくなる時期のことです!

実は、5月〜8月、11月〜12月の閑散期は引っ越しの狙い目。

閑散期は、以下のようなメリットがあります
  • 内見の予約が取りやすい
  • 検討する時間がある
  • 長期空室の物件が条件改善して再募集されることもある

繁忙期に比べて物件の動きが悪くなるため、家賃交渉もしやすく、条件の良い物件をお得に借りられる可能性が高いんです。

私自身、不動産の現場で多くの交渉を見てきたからこそわかる、閑散期のリアル事情と家賃交渉のコツを、この記事で正直にお伝えします!

  • 引っ越しを考えているけど、焦らずじっくり物件を探したい人
  • 家賃交渉をして、賢く引っ越しを進めたい人
  • 閑散期の引っ越しで、引越し費用もお得にしたい人

こんな方におすすめです。

目次

閑散期がおすすめな理由

まず、なぜ閑散期はおすすめなのか?

順番にお話しします。

1:内見の予約が取りやすい

とんでもなく忙しい繁忙期(1〜3月)に比べたら、閑散期は正直ヒマです!

繁忙期は1日に何件も内見の予約が入って、スタッフのスケジュールがパンパンになり、「その日は予約はいっぱいです・・・」とお断りせざるを得ないこともあります。

土日はどの時期も混みやすいものの、閑散期は平日はもちろん、土日でも比較的スムーズに予約が取りやすいです。

また、閑散期はお客さま自身も急ぎではない方が多いため、「とりあえず内見だけしておきたい」という相談もしやすい雰囲気です。

周辺環境についてもじっくり質問しやすいのも大きなメリットです。

2:検討する時間がある

閑散期でよくあるのが

  • これから同棲を始めたい
  • 今年中or雪が降る前には引っ越したい
  • 時期は未定だが、いい物件があれば引っ越したい

など、時期を確定せずに余裕をもってお部屋探しをするケースが多い印象です。

物件自体もすぐに決まってしまうということが少ないので、繁忙期のように、「他にも検討されているお客様がいます」と急かされることが少ないのがメリット。

ただし、油断は禁物です。

閑散期だからといって、どの物件もすぐ決まらないとは限りません。

人気物件はやはりどの時期であろうと人気物件なので、退去前に決まってしまうことも多いのが現実です。

結局のところ、人気物件を狙うならお客さまの決断力が命運を分けます。(大げさですが本当にそう思います)

それでも、焦って失敗したくないという人にとっては、閑散期は引っ越しの絶好のタイミングと言えます。

3:長期空室の物件が条件改善して再募集されることもある

個人的におすすめなのが、長期空室の物件

物件のオーナーにとって、空室は家賃収入が途絶えてしまう大きな痛手です。

特に数ヶ月以上も入居者が決まらない物件は、オーナー様も管理会社側も「このままでは困る」と考え、何かしら対策を取ることが多いです。

具体的には

  • 家賃を下げる
  • リフォームや修繕をする
  • 敷金礼金をゼロにする、または家賃フリーレントをつける

こういった条件改善が行われるのは、閑散期ならではの動きです。

フリーレントとは

家賃が一定期間無料になる制度のことです。(一般的には1ヶ月分)
ただし、無料になるのは家賃部分のみで、共益費や駐車場代などは別途かかることが多いので注意です。
また、フリーレントを適用してもらう代わりに、「1年以内に解約した場合は短期違約金が発生する」などの条件がつくこともあります。

繁忙期はとにかくよく人が動くため、多少条件が悪くても決まることが多いですが、閑散期は動きが鈍いため、オーナー様や管理会社は対策を講じざるを得ません。

ただし、長期空室には空室になっている理由が隠れていることも。

例えば、

  • 日当たりが悪い
  • 駅から遠い
  • 周辺環境に問題がある

など、条件が良くなっていても、必ず内見をして周辺環境や室内を確認することが大切です。

とはいえ、うまく条件が合えば、リフォーム後のキレイなお部屋をお得な家賃で借りられる可能性もあり、長期空室の物件はぜひチェックしてみる価値があります。

閑散期に物件探しをする方には、狙い目です。

家賃交渉はできるの?

宮城県の場合、家賃交渉は全く不可能というわけではありませんが、大幅な値下げは期待しづらいのが現状です。

交渉できても、1,000〜3,000円程度の値引きが相場。

特に大手管理会社が扱う物件は、空室が長期化しているなど特別な事情がない限り、家賃交渉は一般的には難しいとされています。

一方、個人オーナーが所有する物件や小規模な不動産会社が管理する物件は、比較的柔軟に交渉に応じてくれる可能性があります。

ただし、無理な値下げ交渉はオーナーや不動産会社に嫌がられることもあるため、相場をきちんと把握し現実的なラインで交渉するのがおすすめです。

すあまちゃん

余談ですが、以前青森県に住んでいた時は5,000円の家賃交渉が通ったことがあります!

地方に行けば行くほど、家賃交渉がしやすい傾向があるのかもしれません。

引越し代をムダにしない!閑散期の業者選び&見積もり術

引越し業社はできれば1社だけにお願いするのではなく、できれば相見積もりを取ってください。

ただし、一括見積もりサイトは注意が必要です。

一括見積もりサイトは注意!

すあまっちょ

引越し業者の一括見積もりサイトって実際どうなの?

すあまちゃん

結論、やめておいた方がいいよ。とにかく電話が鳴り止まない笑

  • 電話営業が多い
    • とにかくしつこく電話がかかってくる
  • 希望しない業者からも連絡が来る
    • インターネットやガス会社の押し売りをされる
  • 態度が悪いという口コミもちらほら
    • 片っ端から電話をかけまくってるのでやっつけ仕事になっているのかも

実際に調べたところ、酷評が目立ちます。

★☆☆☆☆1.00

引っ越し業者からの電話はかかってこない

引っ越し見積もりをしたら、電気の案内やインターネットの案内ばかりがかかってきて、どこから情報が流出してるのかと思って聞いたら引っ越し侍でした。
通常、情報収集した目的以外での個人情報は禁止されているものだと思うのですが、それを運営している会社だから問題ないと言い張ってました。
見積は来ません。来るのは関係ない営業ばかりです。気を付けましょう。

出典元:引越し侍の口コミ・評判 | みん評

ネットの一括見積もりは確かに便利。

でも、後から「こんなはずじゃなかった…」とならないように、しっかり比較・検討してみてくださいね!

不動産会社提携の引っ越し業者を使うメリット

個人的には、不動産会社と提携している引越し業者にお願いするのもおすすめです!

メリット 内容
紹介キャンペーンで割引あり 引っ越し代が20%~30%安くなることも
手続きがスムーズ 家探しと一緒に話が進められて楽
提携特典がある 割引、段ボール無料などが付く場合も
安心感が高い 大手が多く、トラブルが少ない

不動産会社提携の引っ越し業者は、費用面でも安心面でも大きなメリットがあります。

実際に本当に一番安い引越し業社と提携しているところもあるので、

引っ越しをスムーズに進めるためにも、選択肢のひとつに入れておきましょう!

すあまちゃん

お店にパンフレットが置いてあったら要チェック!

一社ずつ自分で見積もりを取るのもおすすめ

一社ずつ自分で見積もりを取る方法にも大きなメリットがあります。

自分の条件を詳しく伝えられるため、希望に合わない業者を省けますし、営業電話に悩まされる心配も少なくなります。

比較する際のポイント例
  • 荷物量と距離
  • 日程(平日か休日か)
  • サービス内容(養生・梱包・保険など)

また、トラブル防止のためにも、見積もりは必ず書面やPDF等の記録で残しておくことをおすすめします。

運送業者+レンタカーという選択肢も

私が実際試した方法として、

  • 自分で運べない大きい家電(冷蔵庫や洗濯機)のみヤマト運輸の宅急便を活用し、細かいものは車で運ぶ
  • トラックをレンタルして人手を借りて運ぶ

同じ県内の引っ越しなら、こういうやり方で費用をグッと抑えられるよ!

自分に合った方法を選んで、無理なくお得に引っ越ししよう!!

Screenshot

今回のポイントをおさらい!

閑散期の引っ越しは、内見の予約が取りやすく、家賃交渉もしやすいなどメリットがたくさんあります。

ただし、物件数が少ないといったデメリットもあるので注意が必要です。

ポイント
  • 家賃交渉は物件や管理会社によっては可能!
    • ただし下げ幅は1,000〜3,000円程度のことも
  • 閑散期でも相見積もりは必須!
    • 業者ごとの金額やサービス内容をしっかり比較するのが大事
  • 運送業者+レンタカーを組み合わせるなど、自分に合った方法を選ぶと費用が抑えられる

焦らずじっくり物件を探したい人には、閑散期は絶好のチャンス!

自分のライフスタイルに合わせて、引っ越しを計画してみてくださいね。

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